LM.C ◆ 『 Bell the Cat 』

まずLM.Cについて。
Aiji(Gt.)とmaya(Vo.)によるユニットで、売り文句は“新世紀型Electrock”。
生音アリ、打ち込みアリで、POPでありながら作り込んだ世界を聴かせてくれます。
アニメ「家庭教師ヒットマンREBORN!」のOPとかやってたこともあるので、そういうと分かる方もいるんじゃないかと。
サウンドもPOPですが、ルックスもPOP。いわゆるV系なお二人ですが、固定概念をぶち壊して、ふだんはV系聴かない人でも取り込んでいけるような、間口の広さを持ってます。



初めてこの曲を聴いたのは音源化する前、ライヴ会場で。
とにかくイントロの部分に、いい意味で衝撃を受けました。
「これが最近よく聞く“jazzy”ってやつにちがいない」
なんかもう、踊れ!と言わんばかりのメロディーだなと。
一気にテンションあがりました☆



今回音源になって歌詞を見ると、額面通りにとれば“飼い猫が犬を小馬鹿にしつつ独白してる”かんじなんですが、『Sentimental PIGgy Romance』(こちらもLM.Cの曲です)同様、別の意味の可能性も探れそうな印象です。
一匹狼しながら、上の人に対して調子よく振る舞う輩を冷めた目で眺めてるけど、自分も体制下から抜けきれない、みたいな。
そう言えば、今回初めて、一人称が女の子ですね。「あたい」ってのがうまい言葉選ぶなぁと。これもmayaクオリティ。彼の歌詞は毎回、すげぇなぁと思いながら見ております。



音の面では、また新しい一面を見せてくれたなぁと感じました。
僕としては、さっきも書いたように、もうとにかくイントロのリフがすきです。
この部分の着うたがあったら、ダウンロードしたいくらいに。笑




余談ですが。
この曲、PVも個人的にかなりぐっときました。
LM.Cは映像も凝ってるので、毎回たのしみにしてるんですが、今回も期待に応えてくれました☆
あと。
ヘビロテしたお陰で、次回のライブではあの複雑な手拍子がやっとできそうです。笑


Bell the CAT(初回盤)[DVD付]

Bell the CAT(初回盤)[DVD付]